aqualungライブ

 芥川賞阿部和重が決まったそうで。とりあえずおめでとうという感じですが、せめて『無情の世界』あたりのときにあげてなきゃダメでしょ。もう『シンセミア』っていうすごい作品が出ちゃったあとじゃん。

 今日は、渋谷クワトロでaqualungのライブ。たまたま仕事も休みだったんで、早くに出かけて映画でも見ようと思ったんだけど、駅に行ってライブのチケット忘れたことに気づいた…。というわけで、映画は取りやめ。
 で、aqualungのライブなんだけど、まず思ってたより混んでた。なんとダフ屋までいたし、会場もけっこう若い人が多い。ピアノの弾き語りに近い曲が多いので、一人で出てくるのか、それともバンド編成なのかな?と思ったら、ギターの人と二人で登場。ギターの人がギター以外にもコーラスやピアニカ!や機械を使ったエフェクトなどを担当(この人のコーラスがよかった!)。落ち着いた雰囲気の中で1st・2ndの曲を取り混ぜて披露、という感じでした。
 国内盤発売のソニーのサイトには「KEANEが切り開いたネオ・メロディックUKシーンの一端を担う稀代のソングライター、Aqualung(アクアラング)。」なんて書いてあるけど、Keaneよりもデビュー前だし、このaqualungのマット・ヘールズって人は45sってバンドを前にやってたはずだから、キャリアは全然長い。ライブのほうも以外に派手なKeaneに比べると、こちらはあくまでもじっくりと聴かせるタイプ。少し鼻がつまっていたようだけど、それでも声は伸びてたし(ほんとはもっといいのかな?)、幅広い音域を使った曲はどの曲もきれい。大好きな"breaking my heart again"も聴けたし、けっこういいライブだった。まあ、少し似た曲が多いんだけど、1時間15分で4500円という感じはちょうどよかったんじゃないかな。

晩ご飯は松屋豚めし(並盛)