Longwave/There’s Fire

 昨日届いたLongwave/There's Fire、このアルバムの前に出たEPのLife Of The Partyが素晴らしかっただけにけっこう期待していました。
 で、聞いた感想はと言うと、けっこう地味。もともと、NY出身のバンドながら、ロックンロール・リバイバルポスト・パンク、ニューウェイヴといったシーンとは無縁のところにいたバンドなんだけど、前のアルバムやLife Of The Partyではデイヴ・フリッドマンがプロデュースし見事な音の広がりを見せてた。けど、今回はプロデューサーがデイヴ・フリッドマンじゃなくて、ストーンローゼスとかニューオーダーを担当したジョン・レッキー。デイヴ・フリッドマンに比べるとふつーの音づくりで、かなりオーソドックスなロックアルバムに仕上がっている。
 かんじんの曲自体はけっこういいし、メロディのスケールの大きさなんかはそこらの若手バンドにはないものがあって(特に10曲目とか)、U2とかColdplayに通じるものがあるんだけど、そういったバンドのような”華”みたいなものはまだないんですよね。あっという間に消費されて行くような音ではないけど、これだと”ブレイク”というわけにもいかないかな。ただ、次の3rdでブレイクしたら、「実は2ndが一番すき」見たいに言われそうなアルバムでもある。
 There's a Fire

晩ご飯は野菜炒めと冷奴