Dungen/ta det lugnt

 Amazonから届いたうちの1枚。スウェーデンのボーカル兼マルチプレイヤーGustav Ejstesという人のソロユニットらしいんだけど、これがまたすごいアルバム。最初はローファイで少しドアーズとかを思わせるような曲で始まって、これはこれでなかなかよいんだけど、ミドルテンポのUKものっぽいメロディをもった4曲目の後半でいきなりジミヘンばりのギターが炸裂。その後も、きれいなピアノあり、荘厳なパイプオルガンあり、と思えば、ジミヘンばりの激しいギターとめまぐるしく展開。ある種のサイケでもあるんだけど、最近のエレクトロニカ風サイケや、ストリングスを使いまくるようなサイケとは全然違う。いわゆる、ジミヘンとかを思い起こさせるサイケ。60年代サイケの狂い咲きか?それとも新しい音楽をつげるスカンジナビアの天才か?って感じで、全く知らなかった才能に触れた1枚。
 Ta Det Lugnt
Dungen
B0002N8LPQ