STATISTICS/Often Lie

 今日の夜は友人と月末にいく予定の伊勢旅行についての打ち合わせってことで、新宿で飲む。名古屋方面だからってことで「世界のヤマちゃん」とかいう名古屋料理出す店に行ったんだけど、名古屋料理は味が濃い。手羽先はコショウ効きまくりだし、味噌味もしっかり。おいしいと言えばおいしいけど、さすがにだんだんさっぱりしたものが食べたくなってくる。いつごろから名古屋の料理ってこうなってんだろ?

 昨日、Amazon.comから届いた2枚のCD、Arcade Fire/FuneralとSTATISTICS/Often Lie。どちらもいいけど、無名ながら特筆すべきSTATISTICS/Often Lieから。
 STATISTICSはJADE TREEレーベル所属で、Bright EyesのコナーがやっていたバンドDesaparecidosもいたこともあるDenver Dalleyという人物の1人ユニットらしい。
 音的にはエモっぽくもあって、ギターのリフなんかにエモバンドっぽさがあるんだけど、全体から受け取る感触がエモとは違う。もっとオルタナより。オルタナって言っても何がオルタナだっていうのがあるけど、個人的な感触としては、世界の空虚さを前にして、失われた世界の感傷に浸るのがUKのニューアコとか叙情派、今まさに失われつつあることについて歌うのがエモ、世界の空虚さをそのまま歌うのがオルタナ、ってイメージがあって、Radioheadなんかがまさにそのオルタナのイメージ。Radioheadのフォロワーは大量に現れたけど、だいたいが1番目にあげた路線でRadioheadのメランコリーな部分を拡大したようなバンドが多かった。そうした中で、このSTATISTICS/Often LieはそういったRadioheadオルタナ的感触を伝えているバンドのような気がする。
 こちらで試聴できます。
 http://www.jadetree.com/bands/artist/statistics


Often Lie
Statistics
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