『ヴィレッジ』

 昨日の昼にM・ナイト・シャマランの『ヴィレッジ』をビデオで見た。前作『サイン』の他を圧倒するようなトホホ感に比べると、こちらのほうがずいぶん緊張感がある。相変わらず、凝った映像と抑制された演出、でも、話は「なんだかなぁ」っていう基本的なものは同じなんだけど、こっちのほうが『サイン』に比べれば無理がないし、怪物の正体もそれなりに納得できる。さらに最後はこちらの予測を越えたひねりもあって、それなりのサプライズもあると思う。盲目の女性を演じるブライス・ダラス・ハワードはとってもいいし、19世紀のニューイングランド的な農村風景も非常にきれいに撮れてる。それでも「なんだかなぁ」感が残ってしまうのは、シャマランのどんでん返し好きにこっちが身構えているせいもあるのかな?

晩ご飯はなすとピーマンと豚肉のみそ炒め