『チャーリーとチョコレート工場』

 今日は先週の文化祭の代休ということで学校が休み。昼間ではウダウダしていたけど、映画でも見るか、ということで、『チャーリーとチョコレート工場』を見に新宿へ。ところが、金券ショップで前売り買おうと思ったら、売り切れ。見るのやめようかと思ったけど、せっかくということで1800円も払って見た。
 でも、超楽しい映画で、やっぱ見てよかった!最初のチャーリーの住む曲がった家からして、いかにもティム・バートンならではの世界なんだけど、この映画では全編にわたってそれが炸裂。あざとくて、ブラックで、それでいて優しいティム・バートンの世界をたっぷりと楽しめる映画です。
 とにかく笑えるところが多いんだけど、まず、チャーリー以外のデフォルメされまくった4人の子どもの紹介シーンが笑えるし、ジョニー・デップ演じるウィリー・ウォンカの悪趣味な登場シーンにもニヤリ。そしてなんといっても。4人の子どもたちが欲を出してチョコレート工場の罠にはまっちゃうところで、チョコレート工場で働く小人のウンパ・ルンパたちが歌うシーンが最高。みんな同じおやじくさい顔をしているウンパ・ルンパの歌と動きはかなり笑えます。音楽自体もとってもいいですしね。
 ジョニー・デップは全然かっこよくなくて、怪しげなへタレを熱演。『2001年宇宙の旅』や『サイコ』のパロディシーンなど、とにかくサービス満点の映画でしたね。今年見た映画の中で一番笑えた。