あんまり奨められると逆にちょっと敬遠しちゃうってのはあると思うけど，僕の場合はSufjan Stevens/Illinoisがまさにそう。Amazonの日本でもアメリカでもトップページにおすすめとして登場してて、なんか逆に手が伸びなかった。
で、そのSufjan Stevens/Illinoisをネットで全部聴く機会がありまして（ファイル交換じゃないですよ）、聴いてみたんだけど，確かにこれは良いかも。とにかくSufjan Stevensのアイディアの豊富さには脱帽ですね。かれは何でも楽器をこなすマルチプレーヤーなんですけど、ジャンル的にもまさにマルチと言える存在で、最近流行のフリーフォークとかに近いような曲もあるけど，それだけには収まらない曲調の豊かさがありますね。ちょっとBadly Drawn Boyとかを彷彿とさせるところなんかもある。
ただ、アルバム全体としてはいくら何でも長過ぎないか？というのはある。22曲で70分を越えるボリュームってのはやっぱり長い。Devendra Banhart/Cripple Crowを聴いたときも思ったけど、いくら良い曲が多くても、さすがに全曲捨て曲なしとはなかなかいかないわけで、60分以内位のほうが聴きやすいと思う。
Illinoise
Sufjan Stevens 
晩ご飯は豆乳鍋
