『ハチミツとクローバー』

 今日は映画の日ということで『ハチミツとクローバー』を見てきた。前から漫画はちょっと読みたくて、でも結局読んでなくて、今日の映画が初の体験。
 原作を読んでないので比較はできないけど、楽しい映画だったと思う。ラブコメ的に笑える部分もあったし、役者もけっこうよかった。蒼井優の演じる役のはぐはちょっと「不思議ちゃん」すぎる気もしたけど、もともとああいう役なのかな?山田さんの役の関めぐみは初めて見たけど真山役の加瀬亮とのからみも面白かったし、い微妙なときもある伊勢谷友介も悪くなかったんじゃないでしょうか(今回の演技はちょっと窪塚洋介を思い出したけど)。 桜井翔は年とともにどんどんふつうの人っぽくなってきたし(いい意味でも悪い意味でも)。
 ただ、漫画は「泣ける!」という声をよく聞くけど、この映画だと「泣ける!」って感じは弱いような。
 ちょうど映画の『ピンポン』が面白いけど、原作にある、いつ読んでもウルッときちゃうペコが風間との準決勝に向かうシーンとかの感動がないように、この映画も、漫画ほどには切なくないんだと思う。
 今日の映画だと、酔っぱらった山田さんを真山がおんぶするシーンとか、ラストの蒼井優のアップのとことかがもっとよく撮れていると(『花よりもなほ』の岡田准一のラストのアップみたいに)、もうちょっと泣ける気もするんですけどね。

晩ご飯は餃子とトマト