２４時間テレビが始まろうがなんだろうが、とりあえずJリーグだろう。
ホームではめっぽうしぶといアルビレックス新潟とあの選手層でこの順位はまさに「シャムスカ・マジック」としか言いようがない大分トリニータの一戦は、ある意味最近のJリーグらしい白熱した一戦。
新潟は矢野貴章とシルビーニョを欠きながらも、相変わらず鈴木慎吾、寺川といったあたりの運動量が素晴らしいし、ファビーニョやエジミウソンも献身的に動いてスピードがある。そしてロングパスがけっこう正確につながるのが強みですね。前半いきなりの２得点，特に２点目のパスのつながり方は見事。
一方の大分はいきなり２失点も逆点してみせたのさすが。特に松橋と高松はあんなにうまい選手だったっけ？高松は日本のFWで全盛期の西澤以来に久々に１トップができそうな感じになってきたし、国見で大久保とチームメートだった松橋はずっと消えていたけど今年になって大爆発。いつのまにやら大久保よりもいいFWになってるんじゃない？
ただ、DFラインとかゴール前の大事な部分でミスやマークのずれが出ちゃうのが両チームの弱点。大分なんかは優勝争いとなると、やっぱ守備がもうちょっと安定して試合を落ち着かせるようにならないと厳しいかな。もっともあの選手層で優勝争いってのはふつうはありえない。
今週はマリノスの岡田監督の辞任もあったけど、マリノスの低迷にはちょっとびっくり。開幕戦とか圧倒的な強さだったんですけどね。後任が水沼ということで下手をすると降格争いにマリノスが入ってくるってのもありえるのかな？
優勝争いは浦和とガンバの２強に川崎、清水がどれくらい絡んでくるか？という感じになりそうだけど、降格争いに関してはとりあえず松田監督を切って川勝なんかを連れてきた福岡がほぼ確定。京都も入れ替え戦の下位３位には入っちゃいそう。セレッソは一つ歯車が噛み合えば一気に抜ける可能性もありそうだけど、大久保あたりが空回りしそうで…。名波先発の試合で勝ったりすると少し雰囲気変わりそうな気もしますが。
あとの下位チームに関しては広島が監督がペトロヴィッチに代わってよくなってる。この前のガンバ戦は負けたけど、ちょっとジェフっぽいサッカーで、戸田や森崎和幸といった本職じゃない選手の入ったDFラインが持ちこたえればけっこう勝てそう。FC東京や名古屋もよくなっているし、ひょっとしてマリノス…。
晩ご飯は肉豆腐とキュウリ
