ウラジーミル・ナボコフ『ロリータ』読了

 実は名作文学を読みあさっていた大学生のときにも読んだはずなんだけど、ほぼ忘れていたこの本。今回、若島正の新訳が文庫になったということで、10年以上ぶりに読んでみた。
 新訳になってよい点はというと、なんといっても笑えるポイントがわかること。帯に「ときに爆笑、ときに感涙」とあるように、この『ロリータ』というのは実は笑える本。それがこの新訳で初めてわかった。
 今回も第2部はちょっと長いような気もしたけど、緻密に構成された名作であることを再確認。

ロリータ
ウラジーミル ナボコフ Vladimir Nabokov 若島 正
4102105026


晩ご飯は豚汁