オーストラリアはメルボルン出身のArchitecture In Helsinkiの3rdアルバムがこのPlaces Like This。どうやらメンバーが2人ほど減ったみたいで、この手のインディーズバンドが成功したあとの難しさというのもちょっと感じずにいられません。
で、そのメンバー2人減がアルバムにどう響いたかと言うと、やはり痛かったのではないかな、と。
まず、メンバーが減った分、当然楽器の数も減っていて、よくこのバンドを形容する時に使う「おもちゃ箱をひっくり返したような」という音も、いろんな楽器というよりキーボードでつくりあげるようになってます。それによってこのバンドのウリでもある繊細でへなちょこな楽しさみたいなのも少し薄なわれちゃったような気がします。
まあ、このへんは個人的な感想なんでTHE POLYPHONIC SPREEなんかが好きな人にとっては、少し力強さが出てかえっていいかもしれません。
曲的には"Like It Ar Not"とかいい曲もありますが、個人的な好みは2nd>1st>3rdというふうになりますね。
試聴はこちら↓
http://www.myspace.com/aihmusic
Places Like This
Architecture in Helsinki
晩ご飯はホイコーローと冷奴