今日は映画の日ということで『サイボーグでも大丈夫』を見た。
監督が『JSA』とか『オールドボーイ』のパク・チャヌクで、主演はイム・スジョンとRAINことピことチョン・ジフン(それぞれの名前の関係は自分で書いてても意味わからん)。
映画の内容はというと、
(『アメリ』ーおしゃれ+マシンガン)×パク・チャヌク
という感じかな?
まあ、おしゃれさが消えた『アメリ』と思ってくれれば。
『アメリ』も対人関係が苦手な女の子のロマンティック妄想ストーリーって感じだったけど、この作品のヒロインは精神病院に入院しているだけあってアメリよりもイカレちゃってて、アメリのようにかわいくもないけど、ときにすごくかわいい。
妄想もアメリよりは一段上で、指に仕組んだマシンガンを口から薬莢吐き出しながら撃ちまくったり、RAINことピことチョン・ジフンの歌うヨーデルにのってベットごと空を飛んだり。
ほとんどリアリティのない精神病院に集まる変な人たちの中でのラブストーリーというと、日本映画でもありそうだし、脚本的には十分日本映画でもありそうな感じですが、マンガ的ともゲーム的ともいえる画面つくりはパク・チャヌクならでは。日本に起源がありそうな画ではあるんですけど、日本にはこういうスカッとする荒唐無稽な映画を撮ってくれる監督はいないですね。
「必見!」ってほどでもないけど、見ればけっこうおもしろい映画です。
晩ご飯はマグロ丼とキュウリ