Seabear/The Ghost That Carried Us Away

 アコースティックの手触り感を前面に出しつつ、緻密なアレンジにローファイな音づくり、そして優しげなメロディと男性ヴォーカルという最近のmorr musicのトレンドにばっちりとハマっているのが、このSeabear/The Ghost That Carried Us Away。
 アイスランド出身のバンドでSigur RosのライヴミュージシャンであるEiki、mumのメンバーであるOrvarなんかも参加しています。
 いかにもmorrっぽいですが、ピアノやバイオリン、鉄琴などさまざまな楽器を使った音づくりは非常にうまいです。Sufjan Stevensが引き合いに出されているのを見ましたが、Sufjan Stevensに比べると断然メランコリックですね。ヴォーカルの感じとか、メロディとかは少しElectric Presidentとかに似てるかも。
 Electric Presidentみたいな”面白み”という点は少し欠けるかもしれませんが、非常によくできたアルバムであることには間違いないです。
 試聴はこちら↓
 http://www.myspace.com/seabear


The Ghost That Carried Us Away
Seabear
B000RPCRN6


晩ご飯はナスと牛肉の炒め物と冷奴