声といい、アンダーグラウンドヒップホップからの出自といい、Why?やFogを思い起こさせるのが、このカナダ出身のSoso。
近作でWhy?がポップ化し、Fogがロック化したとすると、このSosoはアングラヒップホップからポストロックに寄った感じでしょうか?
冒頭の9分を越す"Rubber Rings"は3分近いイントロから始まり、ほとんどポエトリーリーディングのようなSosoの声がそこに重なっていきます。Why?がポップな感覚やひねったアレンジで隠している寂しさや孤独感のようなものがストレートに伝わるのが、このSosoの曲の特徴。絞り出されるような声が非常に印象的です。
また、ノイジーなギターとかもその声を引き立てていますし、アレンジの面も悪くないです。
これは意外といいアルバム!
試聴はこちら↓
http://www.myspace.com/sosososo
晩ご飯はおでん