台湾版「Cawaii」

昨日の台湾旅行期のつづきですけど、ほんと台湾には日本のものがあふれてる。
 特に雑誌とかCDとかそういったたぐいのものはすごくて、コンビニの棚もこの通り。
 


 そんな中でギャル雑誌の「Cawaii!」を買ってみました。
 

 この通り表紙はまんまです。字がほぼすべて漢字になってるだけ。
 ちなみに「おしゃれ」はそのまま。ほかのページでも「おしゃれ」はひらがなでそのままなんで、「おしゃれ」はもはや共通語?


 
 中身の読者モデルとか中身のスナップとかも日本のまんま。台北の「おしゃれGAL」とか期待したんだけど、全部日本のまま。

 
 そして「黒瞼山婆」も紹介されてる!
  


 ほぼ唯一違いを感じるのがこの読者ページ。
 
 
 なんか少女マンガっぽいイラストが多いけど、本家のCawaiiの読者ページってこんなんじゃないんじゃないかな?
 プリクラも見にくいかもしれないけど、写っている女の子はけっこう地味な感じ。あんま「Cawaii GAL」っぽい人ですね。
 ということで、「Cawaii!」という雑誌の内容はまったく同じでも、日本と台湾では受け取られ方がやっぱり違うのかも。
 台湾では、なんとなく「ちょっとだけ離れた憧れ」みたいなものとして機能しているのじゃないでしょうか?
 このあたりは、昔の日本の「パリ・ジェンヌ」の受け取られ方じゃないけど、どちらかというと地味っぽく見えるような女の子の方が「今ここ」以外に興味を持ちやすくて、「今ここ」の流行よりも、少し離れた対象に憧れを持つってのがあるのかもしれない。
 それで、日本に住んでいる身としては、あまりに即物的な「Cawaii!」でも、台湾という場所からだと、少し離れたものとして憧れとして受け取られたりしているのかな?
 それにしても「どーもくん」のハガキなんて、「どーもくん」ってのも驚きだし、文章とか日本の中学生のまんま。