Boy OmegaはMartin Gustafssonを中心とするスウェーデンのユニット。
UKのニューアコとかを思い起こさせるメランコリックなメロディにストリングスやホーンを使ったアレンジ、けっこう派手に盛り上げておきながらアコースティックなぬくもり見たいのも感じさせるサウンドで、美メロ好きは気に入るんじゃないでしょうか?
ネットではSufjan Stevensが引き合いに出されていたりして、確かにシンガーソングライターっぽい曲もあるし、ホーンなんかを使ったアレンジも通じるものがあるのですが、こちらのほうが圧倒的にバタ臭い。まあ、バタ臭いというのはスウェーデンの音楽の特徴で、バタ臭いという表現が正しいのかどうかよくわからないけど(ミニマルじゃない,みたいな感じかな?)、スウェーデンの音楽をよく聞く人には何となくわかるでしょ。
このBoy Omegaもアレンジがおしゃれさを一歩踏み越しているような曲が多いです。特にラストの8分を越える大作"True Haven"のラストのアレンジなんて、あきらかにしつこい。でも、そのしつこさが一種のフックになっているのもこのバンドの特徴だと思う。
試聴はこちら↓
http://www.myspace.com/boyomega
Hope on the Horizon
Boy Omega
晩ご飯はステーキとキュウイ