正確に言うと、iTunesのみのリリースでCDのリリースはないみたいなので、CDのカテゴリーに入れるのは間違いかもしれませんが、最近、ぜんぜんピンとくるのがなかったUKから久々の期待の新人が登場。
前のめり的な疾走感は2ndあたりのBright Eyesを思わせるものがあり、前作で急速につまんなくなってしまったBright Eyesの跡を継ぐ、ポストBright Eyesかも!
音楽的にはエモっぽいフォークと言ったところで、アコースティックギターを中心とする演奏はシンプル。
それでも、この”勢い”というか”エネルギー”というかは特筆もの。最近のアメリカのエモはなんか売れるバンドが次々と出てしまったせいで、産業ロック化してしまった感がありますが、Frank Hamiltonにはそういったバンドがなくしてしまった素朴なエネルギーの迸りみたいなものがある。
そしてメロディもよい。
5曲目の"Works Quite Well"の間奏のギターなんかは、Travisの"Writing To Reach You"のギターを思わせて、思わずニヤリとしちゃいますね。
Frank Hamiltonは個人名義ですが、MYspaceなんかを見る限り、5人組のバンド編成で活動しているらしいですね。メンバーには女性でキーボードとコーラスを担当するHelen Ruoccoって人がいてそれがまたちょいアクセントになってます。
アルバムはこれからなんで本格的な評価はこれからでしょうが、これは楽しみ!
ここ最近ではダントツに期待させるUKの新人です。
試聴はこちら↓
http://www.myspace.com/frankhamiltonband
購入は、今の所日本だとiTunesだけみたい。