サマソニのビーチステージに登場するメキシコを代表するバンドCafe Tacubaの最新アルバム。
サマソニで見る予定なのでその予習にと思って買ったのですが、これはとらえどころのないバンド。
2曲目の様にあきらかに”メキシコ”を思わせるような曲がある一方で、後半はオルタナ系のバンドのようでもあり、ここ最近のインディーポップのバンドのようでもある。スペイン語で歌っているため、ラテンっぽさが完全に消えることはないのですが、アルバムを通して次々とその表情を変える不思議なバンドです。
特に9曲目の"Esta Vez"は無機質な感じのするサウンドにエモーショナルなヴォーカルがのって、90年代のオルタナの感じがします。もうキャリアの長いバンドなのでそういった音楽の影響も受けてはいるのでしょうね。と思いきや、次の10曲目の"De Acuerdo"は少し馬鹿っぽいようなダンスロック。読めない展開です。
というわけで真の実力はサマソニで確認してきます。
Sino
Café Tacuba