きっと小沢一郎は池田大作の靴の裏だってなめるんだろう…

 http://www.asahi.com/politics/update/0916/TKY200809160120.html

 民主、国民新両党が16日、解散・総選挙前の合併に向け最終調整に入った。小沢代表が同日、綿貫代表と国会内で会談し、国民新党が主張してきた郵政民営化見直しを民主党が受け入れることで合意。これを受けて国民新党は、合併に向け党内協議を進める方針で、22日にも合併で合意する見通し。事実上の吸収合併になる。

 両党合併は、総選挙で野党票の分散を懸念する民主党が水面下で打診し、国民新党内で調整が続いていた。小沢氏は15日の記者会見で「一つになるということも選択肢。綿貫さんと話してみたい」と語っていた。

 むかしから、小沢一郎が「理想なきマキャベリスト」という政治家としては最悪なタイプだということは知っていたけど、きょうのこのニュースは改めてそのことを痛感させられた。
 マキャベリの権謀術数というのは、あくまでもイタリア統一という高き理想のための手段なんだけど、小沢一郎の権謀術数は単に権力を得たいがためのもの。(「政権交代大義がある!」という考えもあるでしょうが、彼は細川連立政権で成し遂げた政権交代を自らの手で破壊してますからね)
 きっと公明党が秋波を送れば池田大作の靴の裏だってなめるでしょう。
 で、そこまでして獲得しようとする政権でやろうとすることは彼がむかし主張していたことからはかけ離れたマニフェスト。どうせ、与党になっても与党内の権力闘争だけに熱心なんだろうし。
 小沢が病気で倒れるか、国替えして落選してくれるのなら民主という選択肢もあるんですけどね…。