The Welcome Wagon/Welcome To The Welcome Wagon

 Sufjan Stevensがプロデュースするアメリカの田舎の夫婦、それがこのThe Welcome Wagon。
 このVitoとMoniqueの夫婦、旦那さんは牧師さんらしく、ジャケも歌の方もいかにもキリスト教的な内容。特に歌がうまいというわけでもないし、抜群のメロディセンスがあるってわけでもないのですが、Sufjan Stevensがプロデュースすることで、バンジョーやホーンが彩る、いかにもSufjan Stevens的な世界が展開しています。
 宗教的ではあるんだけど、「荘厳」とかそういうのではなくて、もっと小さい教会向けの音楽といった感じ。
 ちょうどLPレコードのA面とB面を意識したような構成にもなっていて、前半最後の6曲目と最後から2曲目の11曲目にちょっとスケール感のある曲が置かれています。9曲目の"Half A Person"はザ・スミスのカヴァー。
 ちなみにこの夫婦写真を見るとジャケットの絵よりは若そうですね。
 Sufjan Stevensが好きな人は聴いてみる価値ありです。
 
 試聴はこちら↓
 http://www.myspace.com/welcometothewelcomewagon