宇多田ヒカル、Utada名義のアメリカでの2ndアルバム。
前作の「EXODUS」はちゃんと全部聴いてないのですが、その前作や去年リリースの傑作「HEART STATION」に比べてもずいぶんとリラックスした印象を受ける作品で、最近の宇多田ヒカルのアルバムと比較してずいぶん「軽い」感じがします。「HEART STATION」を聴いたあとだと、物足りないという思いもなくはないですが、メロディはレベルが高いですし、ボーナストラックをのぞけば40分にも満たないアルバムなので、さらっと何度も聴くことができます。
冒頭のピアノはともかくとして、最初のトラックの"Come Back To Me"が素晴らしいですし、3曲目の坂本龍一の戦メリのテーマソングを使った"Merry Christmas Mr. Lawrence - FYI"、6曲目の"This One (Crying Like A Child)"とメロディのいい曲があり、ボーナストラックの"光"の英語バージョンの"Simple And Clean"もいい。英語バージョンのほうがいいですね。
ただ、ジャケの写真はやせすぎで心配!
ちなみにUS盤はAmazonで1420円。これなら3000円の日本盤は買わないですよね。
最近、CDが売れないことが話題になって射るけど、原因は価格以外ないと思うんだけど。
This Is the One
Hikaru Utada