９月の前半にAmazonで注文したのに、ずっと入荷待ちで別の型番（？）で注文し直してようやくとどいたMikaの2ndアルバム。もっと早く注文し直しとけばよかったんですけど。
個人的にMikaは「オリジナリティはないけどある種のセンスのかたまり」みたいに思っていたけど、それはこのアルバム聴いたあとも変わらないです。
特に目新しい進化はないし、自分の音楽遍歴のすべてを詰め込んだような傑作アルバムの1stに比べると、さすがに曲の質は劣ってはいると思いますが、随所にセンスが光るアルバム。
個人的には"Rain"のサビの部分とかたまんなく好きです。
冒頭の４曲とか、"Good Gone Girl"とか、とにかく今作でも跳ね回るようなポップな曲が目白押し。ただ、その反面で前作の"Any Other World"とか"Happy Ending"のような泣かせるような曲はないかな。
80年代の映画サントラのベスト盤みたいだった前作に比べると、ややバリエーションは足りないです。
前作がピンと来なかった人は特に聴かなくてもいいし、好きだった人はぜひ聴くべきアルバム。もちろん、前作が好きだった人はとっくに買ってると思いますけど…。
