エイミー・ワインハウスやリリー・アレンをプロデュースしているイギリスの売れっ子・Mark Ronsonのソロプロジェクト。
Qティップ、デュラン・デュラン、ボーイ・ジョージらのベテラン勢から、ザ・ドラムス、元PipettesのRoseなんかが参加。Mark Ronson自らがボーカルを取っている曲もあります。
このアルバムのトーンというかスタイルは80年代+00年代的なHIPHOP。エイミー・ワインハウスのプロデュースでも感じましたけど、古い部分と新しい部分を絶妙な感じで組み合わせてくるのがMark Ronsonの上手さ。今回のプロジェクトでもその腕が遺憾なく発揮されています。
例えば、2曲目の自らボーカルを取る"Lose It (In The End)"、80年代的なダサい音をふんだんに入れながら、シャープなラップを被せてみせる。ダサカッコいいサウンドに仕上がっています。
あと、同じような感じでいいのがインストの"Circuit Breaker"。なんだかゲームミュージックのような音で、PVもそんな感じにつくってありますが、これもダサいけどカッコいいです。アルバムのラストの"The Night Last Night"なんかも古臭さを感じさせながら、ドラムが今風。
Mark Ronsonの「上手さ」を堪能できるアルバムですね。
試聴はこちら↓
http://www.myspace.com/markronson
Record Collection
Mark Ronson