Young Manというバンド名に、「Boy」というアルバムタイトル。名前からすると、けっこう「バカ」っていいほど突き抜けたようなポップバンドを想像しますが、音はぜんぜん違う。
シカゴの人らしいですが、イメージ的にはちょっと前に紹介したChiefあたりに似た、Fleet Foxesっぽいカントリー風味のインディーバンド。で、それにサイケっぽい感じも加わっています。
もともと、このYoung Manの中心人物のColin Caulfieldという人は、BEATLESの名曲等のカバーをYoutubeにアップして注目されていた人物らしく、このデビューEPが初のオリジナルらしいのですが、全体的になかなか凝った出来です。
Fleet FoxesとかAnimal Collectiveとかの最近の流行りの音を踏襲してはいるけど、5曲目の"Playtime"のオルゴールみたいな音の使い方とか、ラストの"Up So Fast"の後半も盛り上げ方とかは上手い。
これでもう少しキャッチーな曲もまじればアルバムも楽しみなんではないでしょうか。
試聴はこちら↓
http://www.myspace.com/colincaulfield
Boy
Young Man