1stアルバム「Hometowns」がかなりよかったカナダ・トロントを中心に活動するバンドThe Rural Alberta Advantageの2ndアルバム。リリースはSaddle Creekからです。
1stは緻密なドラミングと開放的なメロディが印象的でしたが、この2ndアルバムはやや落ち着いて「歌」が前に出てきた印象。2曲目の"The Breakup"や3曲目の"Under The Knife"のように軽快なリズムにドラムでアクセントを付けているThe Rural Alberta Advantageならではの曲もありますが、後半はエモっぽい激しさが前面に出て来る。
6曲目の"Stamp"から"Tornado '87"、"Barnes' Yard"とつづく部分は力の入ったボーカルをドラムが盛り上げていくような展開で今までには内面が見られます。特に"Tornado '87"のボーカルはエモいですね。
1stを聞いたときは「これでもう少しスケール感が出てきたら、かなりのものになりそう。」と書いたのですが、この2ndでそうはならなかったものの、また新たな一面を見せてくれた感じ。
しばらく追いかけたいバンドです。
試聴はこちら↓
http://www.myspace.com/theraa
Departing
Rural Alberta Advantage 
