SHERBETS/FREE

 浅井健一、久々にクオリティ高いアルバムを作ってきた!
 そして、これこそがSHERBETSにファンが期待するサウンド。「MAD DISC」とかほんとに何だったんだ…。
 少なくとも2006年の浅井健一のソロアルバム「Johnny Hell」以来の出来であることは確実だし、SHERBETSなら「Natural」以来の出来、「Natural」よりもいいんじゃないでしょうか?
 まずは1曲目の"これ以上言ってはいけない"と2曲目の"リディアとデイビット"、メロデイもいいし、福士久美子のキーボードがいい感じに絡んでる。
 4曲目の"Motor Blitz Breakers"も、いかにも最近の浅井健一の曲なんだけどサビ的な部分を歌ではなくてギターで聴かせる所がカッコ良い。7曲目の"LOVE BEAN"もギターが印象的ですね。8曲目の"青いサングラス"もギターと浅井健一のファルセットを使ったボーカルの絡みがいい感じ。9曲目の"Wild Flower"のギターもいいと思います。
 まあ、以前のSHERBETSに比べれば歌詞とかは弱いんですけど、最近の浅井健一に顕著だった「ルーズさ」がなくなって、アルバム全体がSHERBETS的な落ち着いたサウンドで統一されているということが一番大きい。
 SHERBETSも「MIRACLE」、「MAD DISC]とイマイチだったのでPONTIACSを始めた今やる必要があるのか?友思っていたのですが、やる意味あったと思います。今後の活動にも期待が出てきた!


FREE
SHERBETS
B0051UGQMK