オランダ出身のシンガーソングライター。The Black Atlanticというバンドのメンバーでもあるらしい。以前買った、おそらく1stアルバムの「The Truth Is I Am Always Responsible」はDamien Riceに声や曲調が似ていて個人的にけっこう好みでした。
ただ、しばらく消息を聞かなかったので消えちゃったのかと思ったら、26分ちょいの短いアルバムで帰って来ました。
1stに比べると、今回はインストの曲も入ったこともあって、エモーショナルな感じが後退して静謐さが増した感じ。ちょっと宗教音楽的な印象を受けます。ラストの"Blyth Farjeon Choir"なんかまさにそうですね。
ただ、相変わらずの聴きどころはKim Janssenの声。ファルセットボイスでうまく強弱をつけていく感じは好きな人にはたまらないと思います。
もっとも彼の声を楽しみたいなら「The Truth Is I Am Always Responsible」、特に”Sorry"がいいかもしれません（が、残念ながら「The Truth Is I Am Always Responsible」はAmazonでも扱っていない…）。
Ancient Crime
Kim Janssen 
