Two Gallants/The Bloom and the Blight

 2006年にSaddle Creekからリリースした2ndアルバム「What the Toll Tells」の冒頭の曲"Las Cruces Jail"と、2006年のサマソニでのライブが最高だったTwo Gallants。
 ギターとドラムの2人組で、とにかくライブではドラムのTyson Vogelが変態的なドラムを叩くバンドでライブは最高!ライブバンドとしてはかなりの実力を持つバンドだと思います。
 ただ、二人組ということでどうしても曲が単調になる面もあって、その後リリースしたアルバム「Two Gallants」は、"Las Cruces Jail"のような激しさが消えてあまり印象に残らず。
 そして消えちゃったのかと思ったら久々に4thアルバムをリリースしてきました。
冒頭の"Halycon Days"から激しさは復活。3曲目の"My Love Won't Wait"のギターソロも聞かせるし、ボーカル、演奏ともにかなり力強くてライブはよさそう。7曲目の"Winter's Youth"なんかも「激情」っていう形容詞が似合うような出来で良いです。
 一方、8曲目の"Willie"はちょっとポップな感じの曲で今までのTwo Gallantsにはなかった感じですね。
 というわけで、ぜひライブを見たくなるような1枚。
 けど、国内盤も出ないだろうし、日本であんま受けるタイプのバンドでもないような気がするし、来日公演は難しいか…。


"My Love Won't Wait"

 
 
Bloom & The Blight
Two Gallants
B008KWHL6G