カナダ出身のMike Miloshと，デンマーク出身のRobin Hannibalによるユニットのデビュー作。読み方は「ライ」みたいですね。
最初聴いた時は女性ボーカルをゲストに迎えているのかと思いましたが、どうやらMike Miloshが歌っているようです。
なかなか説明のしにくい音楽なので、まずはアルバム冒頭の曲"Open"を聴いてみてください。
非常にデリケートな感じで、それでいながらどこかに「ノリ」を感じさせるような曲だと思います。ジャンル的にはポップスとR&Bとダンスミュージックが混じったような印象を受けます。
アルバムは他にもこのような曲が多いです。ダンスミュージックのような骨格をしているけれども、音はあくまでもアコースティックで柔らかみがある、そんな感じの曲が続きます。
特に2曲目の"The Fall"や、6曲目の"3 Days"あたりは一定のノリを持ちつつも、どこまでもソフトでマイルドな感じで、休みの日とかに聴くのにぴったりではないでしょうか。
マイルドなぶん、後半にかけて今ひとつパンチが足りない気もしますが、このアルバムにそういったものを求めるは野暮なんでしょうね。
Woman
Rhye 
