The School/Wasting Away And Wondering

 ウェールズ出身の8人組の3rdアルバム。前作、前前作に引き続きちょっとオールディーズの香りのするストレートなポップがズラリそろったアルバム。全12曲入りですが、アルバムのトータルでの時間は33分ほど。気持よくさらっと聞ける曲が揃っています。
 前作の"The Grass Is Always Greener On The Other Side"の間奏のトランペットのような、「おっ!」というような部分は、今回のアルバムではないのですが、相変わらずボーカルのLizの声はいいですし、メロディセンスも光っています。
 特に"Don't Worry Baby (I Don't Love You Any More)"のようなミディアムテンポの曲になってもポップさが落ちないというのはこのバンドの良さなのではないでしょうか。
 他にも珍しく4分を超える"Do I Love You?"や、逆に2分でさらっと終わる"I Will See You Soon"もいいですし、ポップスを求めている人にはおすすめです。



ウェイスティング・アウェイ・アンド・ワンダリング (WASTING AWAY AND WONDERING) (直輸入盤帯ライナー付国内仕様)
スクール THE SCHOOL
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