Yeah Yeah YeahsのボーカルKaren Oが今までさまざまなアーティストをプロデュースしてきたDanger Mouseと組んだアルバム。
といっても、実は自分は今までDanger Mouseのプロデュース作品をあんまり聴いていなくて、あんまりDanger Mouseの特徴というのはよくわからないです。
冒頭の"Lux Prima"は9分を超える曲で、ゆったりときれいな曲調なので「Yeah Yeah Yeahsとはずいぶん違うんだな」という印象から始まります。つづく"Ministry"もそうで、この曲はいいですね。Karen Oの声は抑えてもいいです。
ただ、"Turn The Light"あたりになると、けっこうYeah Yeah Yeahsっぽくて、スカスカの音にKaren Oの声が映えます。5曲目の"Redeemer"なんかもYeah Yeah Yeahsっぽい曲だと思います。
そんな中で、7曲目の"Leopard's Tongue"はYeah Yeah Yeahsっぽいメロディでありながら、少ししっとりした音作りで、ちょっと違う感じを出しています。後半はこうしたしっとりとした音の曲が多く、そのあたりが聴き心地の良さにつながっているのかもしれません。
Yeah Yeah Yeahsが出てきた時のようなインパクトはありませんが、気持ちよく聴けるアルバムに仕上がっています。
Karen O & Danger Mouse - TURN THE LIGHT
一応、Amazonのリンクを貼りますが、表記がシングル曲で、このアルバムのCDなのかやや謎。