スウェーデンのシンガーソングライターLoney Dearのニューアルバム。
Loney Dearに関しては、以前は「Loney, Dear」でカンマが入る表記でしたが、いつの間にか入らない表記になっていますね(ただし、自分はLast fmの曲数のカウントを継続させるためにカンマ入の表記に直した)。
出てきたころはブラスバンド+ラテンみたいな感じもあって非常に独特な世界をつくり上げていたLoney Dearですが、段々とラテン的なリズムなどは後退してクラシックっぽくなってきました。今作は特にそうです。
楽器的にもピアノが前面に出てくるようになっていて、アルバム全体を通して美しい音になっています。
ただし、"Carrying A Stone"や"Everything Turns To You"とかが大好きな身からすると物足りないことも確かで、Loney Dearの良さが半分くらいでているアルバムという感じになりますかね。
ただ、もちろんLoney Dearの声とメロディには独特の魅力があるので、好きな人は心地よく聴けるアルバムだと思います。