2004-02-29から1日間の記事一覧

 ”解離”の世界の生きる道

柴田元幸の訳したT・R・ピアソンの『甘美なる来世へ』は、バカらしい情景をバカ正直に描いて笑える作品。アメリカ南部のど田舎を舞台に、1ページ以上にわたって切れない文章、などというとフォークナーを思い出しますが、実際、「現代のフォークナー」と…