Sufjan Stevens/Greetings from Michigan: The Great Lakes State

 竹中平蔵参議院議員を辞めるとのことだけど、まあそれがいいのかもしれません。このまま自民党に残っても一部の方々から痛烈に嫌われそうですしね。
 竹中平蔵は決して優れた経済学者だとも思えないし、彼はその時々の流行の思想を語る風見鶏的な人物だと思うのですが、今思えばそれがよかったのかも。
 構造改革主義者として経済財政・金融担当大臣になりながら、2003年のりそな銀行の破綻処理では構造改革主義者とは思えない大甘処理。でも、そのおかげで株式市場が持ち直しましたからね。これが木村剛とかだったら…。

 
 アメリカ50州にちなんだアルバムをつくるという無謀なプロジェクトを行っているSufjan Stevens。イリノイ州をテーマにしたIllinoiseがよかったんで第1作のミシガン州をテーマにしたGreetings from Michigan: The Great Lakes Stateも買ってみた。
 Illinoiseのにぎやかさに比べるとこちらはかなり落ち着いた印象。バンジョーとかを使っていてアコースティックで優しげな音楽になっている。ちょっとうまく説明できないけど、スローコア的な部分とシンガーソングライター的な部分のちょうど間にあるような感じですね。
 ただ、個人的にはこのGreetings from Michiganにさらにポップさを加えたIllinoiseのほうが好きですね。

Greetings from Michigan: The Great Lakes State
Sufjan Stevens
B00009V7TZ


晩ご飯は豚ロースのガーリック焼きとキュウイ