2008-06-21から1日間の記事一覧

 アンナ・カヴァン『氷』読了

サンリオSF文庫の1冊として刊行され、まぼろしの名作と言われていたこの作品。復刊されたので読んでみましたが、かなり不思議な感覚のする作品です。 寒冷化が進み、次第に氷の閉ざされていく世界。そんな中で主人公の私は、一人のある少女の魅力にとりつか…