羊文学 / 12 hugs (like butterflies)

 羊文学の昨年でた4枚目のアルバム。

 3枚目の「our hope」と同じく2曲目にシングル曲がきて、終盤でもう1回盛り上がりがくる構成でアルバムとしては同じテイストの印象を受けます。

 比較すると、2曲目の”more than words”は前作の2曲目の”光るとき”に及ばないもののいい曲で、10曲目の”人魚”は前作の11曲目の”マヨイガ”よりもよい。

 そして、8曲目の”honestly”、9曲目の”深呼吸”もよいので、”光るとき”を聴くときのようなインパクトはないものの、トータルの印象だと前作よりもいいかもしれません。

 

 前半だと、以外だと4曲目の”GO!!!”が軽快な感じでいいですね。

 後半は先程も書いた8曲目の”honestly”からの”深呼吸”〜”人魚”の流れがいい。いずれもボーカルの塩塚モエカの良さが活きた曲で、”honestly”はボーカルが盛り上がっていく感じが良く、”深呼吸”は後半の盛り上がってくるギターとの合わせがいいですね。

 ”人魚”は”honestly”と”深呼吸”の良さ、ボーカル自体の盛り上がりとギターの盛り上がりに合わせるボーカルの両方が味わえる曲で、良い曲だと思います。

 「新境地!」みたいなのはないですが、トータルでいいアルバムだと思います。

 


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