2003年にデビューしたThe Raveonettesの9枚目のアルバム。前作の「2016 Atomized」が2017年のリリースで7年ぶり。正直活動休止したものを思っていました。
で、そんな久々なニューアルバムの中身ですが、びっくりするほど変わらない。タイトルもこんな感じなので、最初は「ベストアルバム買っちゃった?」と思ったほどでした。それくらいどこかで聞いたようなThe Raveonettes節です。
どれも過去に聞いたことがあるような曲で何か驚かされるようなことはまったくないのですが、それでも気持ちよく聞けてしまうというのがThe Raveonettes節の完成度なのでしょうね。
収録曲では5曲目の"Will You Love Me Tomorrow"とか6曲目の"Venus In Furs"あたりがいいですかね。"Venus In Furs"はややダークめのギターを響かせつつも、全体は優しげに仕上がっているところがいいと思います。
まあ、なんだかんだでThe Raveonettesを聴き続けてきた自分にとってはうれしいリリースでした。
下の曲はEverly Brothersの曲のカヴァー。