デ・パルマ『殺しのドレス』

 この前見た『ミッドナイト・クロス』が面白かったんで、同じブライアン・デ・パルマ監督の『殺しのドレス』を見た。話の途中でヒロインが入れ替わる展開とかシャワーシーンとか、ヒッチコックの『サイコ』のまんま、という感じですが、これまた面白い。冒頭の美術館のシーンのカメラワークとセリフを押さえた展開はほんとにみごとなんだけど、そういう巧さを見せておきながら、音楽や役者はいたって通俗的。同じくヒッチコックの影響を受けているM・ナイト・シャマランとの違いも面白い。ちなみに被害者の息子はハリー・ポッターの人に似てる。

 オリンピックの野球は負けたけど、まあ、中畑監督で金メダルはないでしょ。長嶋ももうちょっとましなヘッドを選んでおけばよいものを…。あと、オリンピック関連のことで忘れないうちに書いておきたいのは、卓球の福原愛への有働アナのインタビュー。有働アナの「あのサァッーみたいなかけ声はなんて言ってるんですか?」に対して「恥ずかしいから言わない。だってクシャミしてなんて言ったの?ってきかれても困るじゃないですか」という答え。なんか分析哲学とかのネタになりそう。

晩ご飯は豚肉とピーマンともやしの炒め物と冷や奴