Arab Strap、日本ラストライブ

 実は仕事が超忙しいにもかかわらず、昨日はArab Strapのラストライブ。Arab Strapに関してはMonday at the Hug & Pint以来のにわかファンなんだけど、やっぱライブ行ってよかった。
 ただ、前座が2組も出たから長丁場。7時から始まって、終わったのは11時半。結局終電の一本前で帰ってくることになっちゃった。
 Arab Strapはどうせ目一杯やってくれるんだから前座2組も置くなよ!って感じですが、前座の2つ目がbloodthirsty butchersだったのはラッキー!
 実は行く直前までそれを知らなかったんけど、個人的に田渕ひさ子はけっこう好きなんですよね。ギターもけっこういいと思うし、顔立ちと無表情っぽいとこも好き。
 音的にもブッチャーズはその前に前座バンドなんかよりぜんぜんよくて、前座で見れたのはお得だった。もっとも、マイクの音量が小さいのかボーカルがいまいち聴こえないような気がしましたが。

 けどそのブッチャーズが機材トラブルでして、Arab Strap登場は9時20分過ぎ。
 ボーカルのエイダンが風邪ひいているらしく喉の調子はいまいちっぽかったけどやっぱり声はいい!マルコムのギターも派手さはないけどエイダンの声とともに曲の色っぽさみたいのをつくってたし、激しく行くところは行って聴かせるとこは聴かせる緩急自在な展開。
 アンコール前のエイダンのへぼへぼキーボードが泣けた"There Is No Ending"〜"The First Big Weekend"の流れは素晴らしかったし、ホントのラストのアコースティックバージョンの"The Shy Retirer"は沁みた!
 最後にはエイダンの「 「日本にはあちこちで靴を脱ぐ習慣があります。だから僕らもここに靴を脱いで気持ちを置いていきたいと思います。このツアーの間、ずっと履いていた靴です。」 っていう泣けるMCもあり、ちょっと泣けてしまうライブでした。