The Go Find/Brand New Love

 ものすごく久々にMorr MusicのCD買いました。そして、このThe Go FindのCDも久々。「Miami」を買って気に入ったのが2004年なので10年ぶりですね。
 THE GO FINDはベルギーのアントワープ出身のDieter Sermeusという人のやっているソロ・プロジェクトで、「Miami」の他にも2007年に「Stars on the Wall」、2010年に「Everybody Knows It’s Gonna Happen Only Not Tonight」というアルバムを出しています。
 ただ、「Miami」を気に入ったくせにその後は追ってなくて、最初に書いたとおりに10年ぶりにアルバムかって聴きました。


 「Miami」はギターポップエレクトロニカという感じでしたが、今回のアルバムはエレクトロニカ色がさらに強くなって、「ザ・Morr Music」という感じのアルバム。
 ちょっとダークな感じから入る冒頭の"Jungle Heart"、それほど派手に盛り上げないものの、キラキラしたメロディが鳴り響く3曲目の"We Run"、5曲目の"We Promised Together"と、いかにもMorr Musicです。
 他にもMorr Musicというとエレクトロニカと生音の融合ってのをよくやるんですが、このアルバムだと7曲目の"Japan"(!)ってタイトルの曲。後半にサックスを入れて変化をつけています。このあたりは上手いですね。


 という感じで良いといえば良いんだけど、「Morr Musicの音」のあまりの変わらなさに逆に感心してしまう面も。
 音がここまで固まっているともはや伝統芸能という感じもする。悪くはないけど「新しさ」はないです。



Brand New Love
Go Find
B00GZAHHX2