神田橋條治『追補 精神科診断面接のコツ』読了

 今まで2回ほど引用したこの本ですが(id:morningrain:20041129、id:morningrain:20041204)、やっぱりよい本。新しい発見もあったし、今まで思ってたことがズバリってのも多い。例えば、

 人間関係一般において、ネガティヴな気持ちや意見を表明しやすくなるように配慮することが、ポジティヴな場をつくるためのコツである。(157p)

とか、「なぜ?」という言葉の有害性について指摘している”第9章 「なぜ」という問い”とか、個人的に何となく感じていたことが、ズバリ言われたという感じです。あえて、この本の欠点をあげるとすれば、名人芸すぎるところかな?
 神田橋條治『追補 精神科診断面接のコツ』


晩ご飯は牛肉コンソメシチュー(昨日の残り)