The White Stripes/Get Behind Me Satan

 The White Stripes/Get Behind Me SatanがAmazonから届く。この前、HMVで試聴した時からかなりよいと思っていたけど、改めて、よい。
 前作Elephantは"The Air Near My Fingers"を筆頭に個人的にすごくかっこよいと思う曲がある反面、アルバム全体を通すとやや飽きるという印象があった。やっぱり変化にかける気がするんですよね。それに対して、今作はまずThe White Stripesの看板とも言うべきジャックのギターが後退。雑誌のレビューとか読んでたころは、個人的にここ最近のギタリストの中でもトップレベルのセンスがあると思っているジャックのギターがなくなっちゃったらどうなるんだよ?って気もしてましたが、たとえ使われている楽器がピアノやマリンバであってもThe White Stripesの音は変わってない。むしろ、ハードロック的なギターリフが後退したせいで、The White Stripesがもつブルースへのこだわりとかが表に出てきていると思う。また、ジャックの「うた」が前面に出てきたのもこのアルバムの特徴。「悪魔よ、俺の後ろにつけ」って』力強いタイトル通りの作品だと思う。
 The White Stripes/Get Behind Me Satan

晩ご飯はチャーハンとキュウイ