前作、In Motionをきっかけに日本でもかなり人気が出てきたCopelandの3rdアルバム。
MaeのEverglowとともにピアノ・エモとか呼ばれるジャンルの一つの完成系を築いた前作から、今作はずいぶんとポストロック的になったと言うか、OK以降のRadiohead化したという感じ。
ギターとピアノが中心だった前作に比べて、今作ではさまざまな楽器が取り入れられていて音自体はかなり凝っています。ただ、そのぶんメロディの美しさというのはやや隠れてしまった気がしないでもない。また、1stの"California"に見られるようなエモっぽさというのもちょっとないですね。
それでも、やっぱり楽曲のクオリティはなかなかのものがありますし、ある意味で前作の路線がさらに深まったアルバムとも言えると思います。
晩ご飯は豚汁