FACTORY721

 昨日はZEPP東京でFACTORYのライブ。FACTORY10周年ということで、浅井健一ギターウルフKEMURIザ・クロマニヨンズZAZEN BOYSThe Birthdayというすごいメンツ。
 仕事の関係で、開始の15:00には間に合わず、ZAZEN BOYSが最後の2曲しか聴けなかったのは残念でしたけど、それでも十分満足の7時間。
 
 まずクロマニヨンズだけど、ヒロトマーシーの存在には感動すね。あの2人こそ人間国宝
 年をとったからといって気取った音楽をやるわけでもなく、過去のヒット曲に他よるでもなく、相変わらず単純にしてそれでいて味があって、十代の若者とかにも開かれたロックをやってる。これはほんとにすごいことなんだと思う。

 KEMURIはちょっと普通過ぎ。曲にしろなんにしろ少し予定調和てきな感じですね。
 ギターウルフはあそこまで破れかぶれだと、もはや何がなんだかわからない。途中でステージに上がった素人が弾いたギターとそれ以外の部分が変わらないってのはどういうことだ?

 浅井健一は、前のCCレモンホールのイベントよりもよかったと思う。特にベースの女の人がきのうはよかった。アルバムの2枚同発には今でも不満はあるけど、ライブはさすがの出来。

 そして、ミッシェル以来の生チバとなるThe Birthday。チバの声は相変わらずいいし、キュウちゃんのドラムも昨日でた中ではやっぱ光ってる。
 The Birthdayのアルバムはなんかまとまりがない感じでそれほど好きではないんですけど、昨日やった新曲の多くはより曲としての完成度が高い感じで、次のアルバムは期待できるかも。
 
 全体の感想としては浅井健一、チバ、ヒロトの3人の存在感は傑出しているな、ということ。そろそろブランキーやミッシェル並のロックバンドが出てきてほしい所ですが、なかなか難しいそうです。