Noah And The Whale/Peaceful, The World Lays Me Down

 先日紹介したLaura Marlingがメンバーとして参加しているイギリス・ロンドンのバンドNoah And The Whale。
 Laura Marlingのソロなんかに比べるとずいぶんとポップで、アメリカやスウェーデンのインディーポップを聴いている感じがしますが、チープで楽しい雰囲気の中にもどこか哀愁を感じるようなところが、イギリス的なのかもしれません。
 シングル曲にもなっている"5 Years Time"は、ちょっとFlaming Lipsを思い起こさせるような楽しい曲で、いかにもインディーポップな感じですけど、"Rocks & Daggers"のようにちょっとカントリーっぽいような曲もある。このカントリーっぽさってのはLaura Marling、あるいはEmmy The Greatなんかにも共通するものですね。
 例えばスウェーデンのバンドとかに比べると音の数が少ないのですが、その分ここぞという場所でストリングスなどをうまく使っていると思います。また、ヴォーカルはやや弱い気もしますが、Laura Marlingのコーラスがいいアクセントになってますね。
 インディーポップ好き、そして最近の流行のフリーフォークとかが好きな人も聴いてみるといいと思います。

 試聴はこちら↓
 http://www.myspace.com/noahandthewhale


Peaceful, the World Lays Me Down
Noah and the Whale
B001AQ8WLC