1stが素晴らしかった アメリカのニューヨーク出身の5人組のバンドRa Ra Riotの2ndアルバム。メンバーにバイオリンやチェロがいるのがこのバンドの特徴です。
1stはアルバム完成前にメンバーの一人がなくなったこともあって非常にエモーショナルな感じに満ちていたアルバムだったのですが、今回はそういった印象はなく、ふつうのインディーズバンドのアルバムという感じです。
メロディや曲のアレンジは悪くないです。
ただ、個人的にはエモっぽさがなくなったのが物足りない。
1stは特殊な状況下で生み出されたアルバムだったとはいえ、名曲"Dying Is Fine"を筆頭に、どこか張り詰めた感じのある美しいアルバムでした。
それに比べると、安定しているけどやや平板に聞こえてしまうのがこの2nd。「悪くはないけど…」という感想ですね。
試聴はこちら↓
http://www.myspace.com/rarariot
Orchard
Ra Ra Riot