アイスランド出身のバンドLow Roarの5枚目のアルバム。
このLow Roarに関しては、3rdアルバムに収録の"Don't Be So Serious"が、小島秀夫がつくったゲーム「デス・ストランディング」のOPに使われていて、それで知っている人もいるかもしれません。
ゲームは見たことないのですが、自分も"Don't Be So Serious"をネットで聴いて、「これはいい!」と思って3rdアルバムを買いました。
で、4thは出てたことを見逃していたんだけど、5thのこのアルバムについては発売情報をキャッチしていたんで買いました。
ただ、全体としてはやや弱い印象です。"Don't Be So Serious"のように強く引っかかってくる曲はないですね。
ボーカルの声質はRadioheadのトム・ヨークっぽいところもありますし、メロディはきれいですし、さまざまな楽器を使いながら緻密な音作りをしているので、聴いていて気持ちはいいですが、個人的にはもう1つパンチ力がほしい感じではあります。
そんな中で一番良いと思うのはシングルにもなっている"Everything To Lose"ですかね。ちょっElton Johnの"Your Song"の最後の部分を思い起こさせるようなメロディもあって、一番印象に残る曲だと思います。