『コラテラル』

 今日の「ファイト」は、また緒形直人が泣かせてくれたけど、やっぱ脚本もうまい。壇が「バネ職人になりたい」っていう夢を持っていることを壇から緒形直人に直接言わさずに、優を通して伝えさせるところが、また一段と泣かせる。
 で、夜はビデオで『コラテラル』を見た。トム・クルーズが殺し屋の役をやっている映画で監督は『インサイダー』とか『アリ』のマイケル・マン。この監督はやや丁寧に撮りすぎて、ちょっとたるい気がしなくもないんだけど、見せるところはしっかりと見せてくれる監督。この監督も前半はやや冗長な気もしますが、伏線などもきちんと張ってあって最後まで見終わるとほぼすべてが納得。クラブでの銃撃戦のシーンなんかも見事です。それ以外にもL.Aの夜の風景を非常に美しく撮ってる。殺し屋のトム・クルーズとそれに巻き込まれたタクシー運転手のジェイミー・フォックスが夜のL.Aでコヨーテに遭遇するシーンなんかほんと見事だと思います。あと、この映画は音楽のセンスもいいと思う。あと15分短くてもいいような気もするけど、なかなかよい映画だと思います。

晩ご飯は焼き肉とサラダ菜