Lowgold/Keep Music Miserable

 昨日Amazonから届いたLowgold/Keep Music Miserable。昨日は夜飲み会だったんでちゃんと聴けなかったけど、2枚組のこのアルバムを今日はじっくり聴くことができました。
 このLowgoldってイギリスのバンドは4年くらい前にJust Backward of Squareってアルバムでデビューして、それがすごくよかったんだけど、レーベルから契約切られたりして一時期行方不明。それでも、2003年にWelcome to Winnersで復活!といっても日本じゃ知る人もほとんどなく、今回の3rdアルバムリリースに至ったというバンド。すごい美メロってわけでもないし、ヴォーカルの声もいいけど決して歌がうまい方でもないし、別にサウンド的にあたらすうところがあるわけでもない。でも、独特の魅力があるバンド。音的にはいかにもアコースティックでやりそうな音楽をエレキの編成でやっているバンドで、ギターとかの響きが「味」なんだけど、別にシューゲイザーとかそういう感じは全くない。まあ、なかなか語りにくいバンドだと思う。
 で、今回のアルバムは2枚組で、2枚目は今までのシングルのB面とかにライブ音源とかを加えたものと思ってたら、そうでもないらしい。1枚目のほうにもB面の音源はけっこう収録されているみたいだし、1stの名曲"Beauty Dies Young"のGraham Coxon Mixが収録されていたりする。なのでアルバムの編集方針はいまいち謎。それでも、やっぱりこのバンドは好きだわ。2枚目に収録されている"Never Alone"のライブ音源とか聴くと、ほんと最高、泣ける。”すべての装飾がなくなった、よさ”みたいなものがある。

Keep Music Miserable
Lowgold
B000BCHJ6K


晩ご飯は麻婆豆腐とキュウリ