名作再訪『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』

 TV On The Radioの単独キター!!!
 http://www.creativeman.co.jp/060106pages/tv.html
 煽りに「2006年、彼らを見ずしてNYシーンは語れない!!」ってあるけどそんなレベルじゃないよ。「彼らを見ずして00年代の音楽シーンは語れない!!」だよ。

 学校の授業で1920年代のことを教えている関係もあって『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を見た(イタリアのファシズムが時代背景になっているってことで『紅の豚』もみちゃったけど)。
 監督セルジオ・レオーネ、主演ロバート・デ・ニーロ、音楽エンニオ・モリコーネ、まさにそういう映画ですね。キザなまでにセリフを抑制したオープニング、エンニオ・モリコーネの音楽がハマりまくりの貧しい少年時代の描写。そして暴力があって、キザな恋物語があって、友情があって、別れがあって、過去を思い出すおいた男がいてと、とにかく男臭い映画。
 でも、男臭いと行っても全体にきれいな印象があるのはセルジオ・レオーネのゆったりとした演出と、何よりもエンニオ・モリコーネの音楽にあるんでしょうね。ラストについては解釈や賛否がいろいろあるんだろうけど、ラストショットのデ・ニーロの笑顔は最高ですし、感動させます。
 あと、特にどうでもよい個人的な記憶なんだけど、中1くらいのときにテレビでこの映画を見たとき、最後のゴミ収集車のシーンがすごいグロいシーンだったように記憶していたんだけど、全然そんなことなかったですね。記憶は嘘をつく?

晩ご飯は野菜炒めと冷奴